2018年03月

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公立高校入試 中期選抜振り返り(3月抜粋)

3月7日に実施された中期選抜入試につきまして、振り返りコメントを記載させていただきます。

 

【英語】やや難化。大問1は「牧場での牛の世話や搾乳体験」の話でした。差がついたと思われるのは、

(4)一文並べ替え(関係代名詞絡みで、本文を踏まえて意味も類推)

(5)適語補充(2日目の乳しぼりの回数を本文から読み取り、twiceを記述)。

(7)本文中のできごとを時系列順に並べ替え。

(9)適語補充(本文を踏まえ後置修飾となるpeople working hardを挿入)です。

 

記述問題は現状ほとんどありませんが、「不規則動詞の過去形・過去分詞形」は必出

(今年はwent,written)ですので、最優先で覚えていってください。

 

【数学】前年並み。図形が少しやさしくなった分、関数4の(3)(花子さんと弟のバス停通過時刻の差を

もとに、家からバス停までの距離を求める問題。中学受験の旅人算を使えば速く解けますが・・)や

規則性6の(3)((2)で出した一般項n²-n+1から87段の93列目の数を求める)は難しくなりました。

近年、大問1の小問集合で得点の40%を占めていますので、取りこぼしをしないことが、重要です。

 

【国語】易化。古典(説話)が内容的にもとりやすく、優一と京花の本文に関する会話からも

十分類推可能です。現代文の出題形式も従来通り。「暗黙知、述懐、普遍性」といった難しめの抽象語は

いくつかあるものの、全体理解に影響を及ぼすほどではありませんでした。

前期との難易度差があるため、前期の過去問にしっかり取り組むことが中期対策にもつながります。

 

【社会】前年並み。昨年に続き、「複数回答」(社会保障制度のうち、公衆衛生に該当するものをア~オ

から「すべて選べ」)と「複数資料からの読み取り」(「鉄鋼生産量上位7か国の表」と

「生産時のエネルギー効率のグラフ」)が出題されました。地形図・雨温図・世界地図・年代並べ替え

といった定番問題は京都府の過去問で慣れつつ、資料問題等は他府県の問題にも取り組む価値が

あると思います。

 

【理科】やや難化。計算問題が3題と多く出題(①初期微動継続時間から震源までの距離を出す。

②鉄と硫黄の化合比7:4から未反応の物質量を出す。③滑車で物体を引き上げる際の仕事量Jの計算)。

地学では太陽系外縁天体や小惑星、生物ではセキツイ動物の心臓のつくりの比較など、

出題頻度が低い部分からも出題され、難しく感じたと思われます。

 

 【3月4月の主な予定】

※学校から「年間行事予定表」や「学プロ・ジョイプロ等の予定表」が配布されましたら、

塾にてコピーさせて頂ければ幸いです。

 

3月22日~4月4日  春期講習期間     4月7日(土)~  新学期授業開始

 

個別指導の学ラボ