京都奏和高校、その他公立高校情報(10月抜粋)

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京都奏和高校、その他公立高校情報(10月抜粋)

■京都奏和高校(京都市立)について

 伏見工業と西京高校の定時制を統合して、京都奏和高校として来春よりスタートします

(現伏見工業敷地内)。大きな特徴としては、

 

①卒業に必要な最小の時間数を設定し、3年または4年での卒業を目指す。

②「学び直し」含め基礎基本を重視した少人数教育(最大で20人程度)を実施。

③毎日通い、「集団」活動を重視しながら「社会に出てから必要な力」をつける

ことを目標とすることなどが挙げられます。

 

大学進学に向けた発展的な学びは少なく、卒業後の進路は、就職かAO入試や指定校推薦を

利用した進学がメインとなる予定です(通信制高校ではございませんのでご留意ください)。

 

■その他公立高校情報

桂  前期B方式からハンドボールを削除し、女子バレーボールを追加。

   私立4年生大学合格者446名(前年比+156名)

  

北稜 「自転車部」と「かるた部」が特徴的。関関同立含め、指定校推薦枠が多い。

 

堀川 探求基礎の流れ:「高1前期=HOP(型)」論文の書き方や発表の仕方→「高1後期=STEP(術)」

   ゼミに分かれ議論の仕方や実験観察の手法を学ぶ→「高2前期=JUMP(道)」ポスター発表・論文作成

 

山城 医療看護系希望者の増加を受けて、数Ⅲを受講せずに化学・生物が受けられるカリキュラムに変更。

   国公立合格者数95名(現役生のみ)と5年前から倍増。

 

銅駝美術 2023年4月に京都駅東部の崇仁地域へ京都市立芸術大学とともに、新築移転予定。

     入試問題は普通科の前期選抜と同程度の難易度を意識して作成。

 

朱雀 200人定員で規模は5クラスだが、探求2・錬成4クラスの6クラス編成に増やして丁寧に指導。

   2018年からの朱雀プライド計画(制服導入・コース制導入・部活活性化)に伴い、

   35%だった部活加入率が、現高1・2生は75%に大幅増加。

 

紫野 令和元年高3生、英検準1級取得者21名。ユネスコスクールとしてSDGs(持続可能な開発目標)を題材

   にした企画書作成。

 

■大学入試に向けて

先月、文部科学省は、来春から予定されていた私立大学定員のさらなる管理強化を3年間見送ると

発表しました。受験生にとっては朗報ですが、ここ数年間ですでに定員の1.1倍(大規模大学)まで

厳格化が進んでいる点と、新しく始まる共通テストの不確定要素が大きいため、極端な安全志向に

なる可能性があります。

 

国公立一本の生徒さんは是非ぶれずに貫いてほしいですが、私立大志望の場合は公募推薦から

複数回受験機会を確保し、科目適正を踏まえて「高得点重視型」を活用する等、戦略を練って

臨んでいきましょう!

 

【10月11月の主な予定】 

10/24(土)公立中3模試対策17:20~    

10/29(木)・30(金)公立中3生Vもし(18:50~)

11/3(火・祝)全国統一小学生テスト(9:00学ラボ集合)

 

※公立中3生は10月下旬の個人懇談にて成績資料が渡されましたら、必ず塾にお持ちください。