共通テスト同日模試のすすめ、11月進路希望調査

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共通テスト同日模試のすすめ、11月進路希望調査

■【高1生・高2生】共通テスト同日模試のススメ

共通テスト同日模試とは、大学入学共通テストと「同じ問題」を「同じ日」に「同じ時間割」で、

高1・2生が無料でチャレンジできるテストです。河合塾からも自宅WEB受験の申込ができますが、

会場で実施している東進ハイスクールでの受験をお薦めします。

 

メリット1・・・「本番さながらの緊張感」で受験できることです。特にここ2年、コロナの影響で

オンラインや自宅受験での模試が多く、会場受験の経験値が圧倒的に不足していますから、本当に

貴重な機会です。周りが知り合いばかりの学校で受ける模試と比べても、得るものは大きいです。

 

メリット2・・・受験者が非常に多く、自分が「全国の同学年の中でどのくらいの位置にいるか」を

正確に知り、弱点となる科目や分野を把握し、受験勉強に向けた戦略を早く立てることができます。

志望校に合格した先輩方の同時期の得点と比べることもでき、モチベーションアップに大いに役立つと思います。

 

■11月進路希望調査(公立高校入試)

京都府教育委員会から11月末時点での中3生の進路希望状況が発表されました。

前年の同時期との比較で主だったところの所感を申し述べます(カッコ内数字は前年同月比)。

 

塔南(+108名)…現中3生が高2になる令和5年度に新校舎(旧洛陽工業跡地、JR西大路徒歩5分)

に移転することへの期待から予想通り大幅に増加。鴨沂高校と同様、どんどん難化していく可能性も。

 

銅駝美術工芸(+44名)・・・塔南と同じ令和5年度に、京都市立芸術大学の移転に合わせて、

京都駅東部エリアに新築移転。版画・絵画・コンピュータ・家庭科など現校舎にはない

特別教室を大幅に増設するほか、市立芸大との連携にも期待が大きいと思われます。

 

鳥羽グローバル(+55名)…昨年大幅に減少し、当日も定員割れを起こした反動から増加。以前から、

1年ごとに難化・易化を繰り返す隔年現象が起きやすい学校です。

 

山城(-59名)・嵯峨野(-76名)・鴨沂(+17名)…元々人気が高止まりしている3校ですが、

今年減少の2校に対して、昨年の+86名から更に増加した鴨沂高校。どこまで難化するか心配です。

 

日吉ヶ丘(-33名)…3コース制からグローバルコミュニケーションコースに統一されることを受け、

習熟度別の授業をする予定と言われていますが、英語が苦手な生徒さんから敬遠されたものと思われます。

 

【12月1月の主な予定】

12月21日(火)~1月5日(水) 冬期講習期間     1月6日(木)通常授業再開

1月15日(土)大学入学共通テスト初日 中学入試統一日