学ラボ通信 詳細
- テスト効果、英検実施(4月抜粋)
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新年度が始まり、特に新小1、中1、高1の皆さんはまだまだ緊張しながらの学校生活を
送られていることと存じます。
友だちについても、最初から気さくに話せる人は少なく、「ネームペンを忘れた前の席の子に
貸してあげた」「落とし物を拾ってもらった」等ちょっとしたきっかけで話すようになることも
多いようです。部活動も含めて順調なスタートとなることを願っています。
■テスト効果について
テストと言えば、どこまで暗記や習熟しているかをチェックするためのものと思われがちですが、
想起する(思い出す)ことで記憶の定着や長期化が促進される働きがあることが知られていて、
これをテスト効果と呼んでいます。
読むだけの復習をしたグループよりも、小テストを利用した復習を行ったグループのほうが、
テスト結果が大きく上回っていたという様々な実験データが出ていて、「覚える」ときと
「思い出す」ときとで脳の働きが異なるからだと考えられています。
英単語を見ながら10回、20回書くのは無駄が多く、少ない回数でも必ず手で隠しながら思い出して
書くように勧めていますが、これもテスト効果を発揮するための方法です。
社会や理科の問題を解く際にも、調べながら見て書き写している姿を時々目にしますが、とても
もったいないです。
特に基本問題については、「説明ページを読んで理解・暗記」→「覚えられたと思ったら何も見ずに
解く」という流れで、日頃からテスト効果がえられるような勉強スタイルを習慣化していってください。
■英検実施のご案内
今年度も第1回(5/29)、第2回(10月)は塾内実施をいたします。
「目標設定による学力・モチベーションアップ」や「入試のリスニング・面接対策」としても有効です
ので、どんどんチャレンジしてください。