高校新学習指導要領

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高校新学習指導要領

4月から140年ぶりの民法改正によって成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。

民法上の成年は「1人で契約をすることができ」「父母の親権に服さなくなる」位置づけで、

親の同意を得ずに携帯電話の契約や、クレジットカードの作成、ローンを組んでの

高額商品の購入といった行為が出来るようになります。

 

世界が広がる一方、消費者トラブルにあわないためにも早めに契約に関する最低限の

知識やルールを身につけておくことが大切です。消費者庁の「18歳から大人」特設ページ

(Twitterでも発信)がありますので、新高2・高3の生徒さんは是非一度ご覧下さい。

 

新高1生以下の生徒さんは、下記の高校新課程で学んでいくことになりますので、

まずは学校の授業をしっかりと吸収していきましょう。

 

■高校新学習指導要領について

 小・中学校につづいて4月から高校でも新学習指導要領に基づく教育が実施されます。

「主体的・対話的で深い学び」「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力の育成」

などの柱となる考え方をもとに、「教科横断的な学び」や対話型、探求型の学びが取り入れ

られるようになります。以下、新設・再編される科目を抜粋して紹介します。

 

・公民:「現代社会」が廃止され「公共」が必修科目として新設

 選挙権に続き、成年年齢が18歳になることに伴い、「消費者教育」や「主権者教育」を充実

 

・「情報」はプログラミングを扱う「情報Ⅰ」が必修に

 現行では、プログラミングを含んだ「情報の科学」を教える学校が少なかったため、

 情報が世の中に与える影響を考える「社会と情報」と統合し、より高度なIT人材を育成する

 ことを目的に「情報Ⅰ」として必修化。

 

・英語は「コミュニケーション英語」を「英語コミュニケーション」に変更

 「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能のうち、「話す」を「やりとり」と「発表」に分けて4技能

 5領域として実施。

 

・数学は「数学C」が復活

 「数学C」は数Bから移行するベクトルと数Ⅲから移行する平面上の曲線と複素数平面で主に構成。

 ベクトルがなくなる「数学B」では従来ほとんどの大学の入試範囲から除外されていた

 「確率分布と統計的な推測」が必修化

 

■英検実施のご案内

今年度も第1回(5/28)、第2回(10月)は塾内実施をいたします。「目標設定による学力・

モチベーションアップ」や「入試のリスニング・面接対策」としても有効ですので、

どんどんチャレンジしてください。