公立高校入試制度改革ほか

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公立高校入試制度改革ほか

■京都府内の公立高校入試について、

 

現在の前期選抜(2月)と中期選抜(3月)を一本化し、2月中旬~下旬に実施する

との方針が教育長から出されました。

 

2027年度入学(現在の中1生)から実施予定で、制度詳細は今後詰めていくとのことです。

 

現行では、「2月10日過ぎに受験が終了する私立専願の受験生」と「中期選抜まで取り組む公立受験生」では1ヶ月ほども違いがあり、勉強へのモチベーションの差から学校の雰囲気作りもかなり難しくなっていると推察しますが、それが解消されるのは良いことだと思います。

 

また、高校の先生方にとっても、入試期間は授業ができないうえに、採点業務や会場設営など多大な労力がかかるので、負担軽減につながる一本化には肯定的な意見が多いようです。

 

一方で、2月下旬に受験が終わると卒業式まで空白期間が生じるため、その間をいかに充実した時間を過ごして中学3年間の総決算とするかは工夫が必要だと思われます。

 

■私立校情報

 

<立命館宇治中>

 

①推薦入試の定員上限を80名に設定。2024年推薦入学者数110名(定員の72%)と増加しすぎたことを受けて。

 

②ICコース一般入試の定員拡大(約60名)および面接廃止。

 

③英語資格の有効期限設定(小4の4月以降取得に限る)。

 

④B日程を2日目午前に変更。

 

①により駸々堂模試と英検を合わせた水準がぎりぎりだと選考通過は厳しくなる見通しです。

 

 

<京都芸術高校>

 

2024年大学入試で国公立大合格者5名(京都教育大、京都市立芸大など)。2021~2023年の3年間合計=4名と比べて躍進。

 

要因としては、土曜日を自主登校日に変更したことで、国公立大や難関私大を目指す生徒たちが集まり、集中講座の実施等が可能になったことが大きいのではないかとの学校分析です。