高校のコース選択について・冬期講習日程(11月抜粋)

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高校のコース選択について・冬期講習日程(11月抜粋)

 

■高校のコース選択について

 公立も私立もコースを3つほど設けている学校が多いですが、どのコースを

 志望すべきか迷われる方も多いと思います(公立は入試後に希望や別の

 到達度テストによってコースを決定する場合が多いです)。

 以下に大まかではありますが特徴をを申し述べます。

 

 

●スダンダード系コース

1.指定校推薦で大学進学が狙える

 高1~高3夏まで学期毎の通知表の加重平均で決まります。

「○○大学の△△学部は4.0以上」など、高校毎でも異なる基準をクリアし、

 かつ同じ志望の生徒よりも上回ることが必要です。実力テストよりも定期

 テストや内申を取るのが得意で、コツコツと全科目努力できるタイプに適しています。

 

2.部活動や習い事にうちこめる

 特進系と比べて、授業時間数や課題が少ないので、高いレベルを目指して

 部活に励みたい人や、勉強以外の習い事にしっかり取り組みたい人にも向いていると言えます。

 

3.一般入試に向けては弱い

 指定校推薦に内申が届かない、あるいは指定校の中に希望する大学や学部が

 なかった場合(指定校の枠や数は毎年変化します)、一般入試で大学進学を目指すケースが

 大半ですが、中堅以上の大学となると、学校の授業だけで対応できるケースは少ないです。

 

 

●アドバンス・特進系コース

1.ハイレベルな環境で学べる

 周りの生徒も難関大学を目指しているので、勉強をするのが当たり前という

 雰囲気の中で、お互いに切磋琢磨しながら学ぶことができます。学校のカリキュラムも

 充実していて、土曜学習や長期休み中の強化学習も必修となっているケースが多いです。

 

2.部活動が制限されやすい

 私立では明確に部活不可としているコースもありますし、授業時間数の関係で、

 途中参加が多かったり週3日しか活動できなかったり、制約をうけやすいです。

 

3.受験に不必要な科目に時間を取られる可能性

 国公立大学を目指してカリキュラムが組まれていると、幅広い科目を高いレベルで

 学んでいくことになります。私立大学を第一志望とする場合、3科目入試が多いですが、

 卒業のためには他の科目にも時間を割かれます。理系では「入試は数ⅡBまでが範囲なのに、

 高3の時に負担の大きい数Ⅲの学習に時間を取られる」といったことがよくあります。

 

 

 真ん中に位置する「準特進系のコース」は、部活も勉強も文武両道で頑張れるので、

 生徒の人気も高い印象があります。ただ、指定校推薦は使えないか、使えても

 スタンダードコースより優先順位が低い場合が多いです。

 

 少しでもご参考になれば幸いですが、また面談等でもご相談させてください。

 

 

 

■冬期講習日程について

 12月21日からは冬期講習が始まります。短い期間ですが、集中的に自分の課題に

 取り組める時間はとても貴重です。是非有意義な時間を一緒に過ごしましょう。

 

 過去問:12/10(土)  12/17(土) (受験生のみ)

 前期 :12/21(水)   22(木)   23(金)  26(月)

 後期 :12/27(火)   28(水)   1/4(水)   5(木)

 

申込締め切り 受験生…12月3日(土)  その他の学年…12月10日(土)

 

 

 

■保護者面談のご案内(受験生中心)

 いよいよ受験の時期も差し迫ってまいりましたが、11月29日~12月13日を目処に

 保護者面談を実施し、進路相談や今後の追い込み方などお話させていただければ

 ありがたく思います。つきましては、申込用紙をご提出ください。

(非受験学年の方の保護者面談は1月と3月に分けて実施予定ですが、お急ぎの方は今回お申込みください)

 

 

 

【11月12月の主な予定】

12/19(月)          年内の通常授業終了

12月21日(水)~1月5日(木)冬期講習期間

 

 

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