学ラボ通信 詳細
- 英検の問題形式リニューアル
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■英検の問題形式リニューアルについて
先日英検協会からの通達で、3級以上の級で試験に一部新形式での出題を加え、
2024年度(予定)にリニューアルするとの発表がありました。
以下、現時点で判明している主な変更点です。
○Writing(ライティング)
1級・準1級・2級・・・既存の「意見論述」の出題に加え、「要約」問題を出題。
準2級・3級 ・・・既存の「意見論述」の出題に加え、「Eメール」問題を出題
○Reading(リーディング)
1級~準2級・・・語彙問題・長文問題の設問数を一部削減(試験時間調整のため)
○Speaking(スピーキング)
準1級・・・「受験者自身の意見を問う質問」に話題導入文を追加。
○試験時間
準2級(75分⇒80分) 3級(50分⇒65分)
上記の通り、最も大きな変更はライティングです。
4技能(Reading/Listening/Writing/Speaking)がすべて均等な点数にもかかわらず、
これまでライティングは1題のみの出題で、採点に関してもかなり甘めにつけられて
いる印象でした。
今回の出題例には、「要約になっていない(or Eメールに対応していない)と判断された
場合は0点と採点されることがあります。」と明示されていて、長年の課題を改善しよう
とする意図が感じられます。
受験生にとっては難しくなりますので、今年度中に受けられる級は
受験されたほうが良いかもしれません。